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ゼロの人生(2) 

カテゴリ:ゼロの人生

私が小学生くらいの頃の父の思い出といえば、病院へ見舞いに行ったこと、自宅で長い間病床に伏していたことなどでした。
父は十九才までは、健康であり、また文学愛好家であり、当時は新聞に詩歌を投稿して入選するなどしていたようですが、その後原因不明の病気にかかり長い間闘病生活を送りました。
前期ペンの四年とは、書くことに興味を持ちだした中学二年から中学五年(中学卒業)までのことを記したものです。


前期ペンの四年     
健康も十九才で終わったしネ、文学愛好も19才で捨てることになったヨ。
なにせ、目が原因でネ、全身がマヒしたようになったんでネ。
ふたたびペンを持ったのは四五才だヨ。
       
書く興味を持つようになったのはネ、中学二年のとき、佐藤策次先生に、綴り方の時間、皆の前でネ、私のものが二回読まれたことからだと思うヨ。

当時、室毎や室蘭新報にいくつかの詩が載ったりしてネ。
ある日友人が「若草」に君の詩が載っているよと教えるから、本屋で見たら、佐藤惣之助が入選させてくれ
                                
ほし、ほし、ほし、
ふるさとの、ぢいやをも、ばあやをも、
母をも、妹をも、忘れ、
暗澹と、生きる力に、さむざむと、
十月の空、
ああ、 ほし
     
と出ていたりサ。
        
四〇歳の頃かな、室蘭のある家で、そこの娘さんがネ、
      
並木照る白銀に
魂かんじしめて・・・・・・・
    
と歌ふのを耳にしてネ、
「ア、それ、僕が五年の時作ったんだヨ、今でも歌っているのかネ」と聞いたら、「ええ、清水高と栄高で持っていったんです」といふわけだヨ。
生涯にたった一つ、壮行歌が残ったかと、そのとき知らされたようだったヨ。

旧制室蘭中学校は、現在北海道室蘭栄高等学校となっています。
そこのホームページを辿ってみると・・・・・
ありました。
父が学生時代に作ったという壮行歌。
          
並木照る白銀に魂かじしめて

敵とれば血みどろのその名ぞ栄

降魔の怒涛凱旋の覇者 天下に誇るは吾等の美

その名ぞ栄ラララララ其の名ぞ栄
         
北風の只中に白雪踏んで

鐘つくや猛りたつその名ぞ栄

抜山の威力蓋世の意気 我等の世界数あれど

其の名ぞ栄ラララララ其の名ぞ栄




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